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■質問者
普通のサラリーマンで出版経験がない人が本を書いて売れるのですか?
■松尾先生
売れます!
実は1冊目が一番売れますし、むしろ編集者は1冊目の著者を探しています。
これを1冊目マックスの法則と私は呼んでいます。
例えば小説や漫画は著者買いしますよね。
村上春樹の何冊目とか手塚治虫を集めているというように。
しかし、ビジネス書や実用書を買うときに著者の名前で選んでいません。
■質問者
たしかに、今まで読んだ本の著者名なんて覚えていないかもしれません。
■松尾先生
それこそ著者名で売れるのは堀江貴文さんとかキングコングの西野さんとかですが
もう彼らも著者名でそんなに売れるということでもありません。
ビジネス書・実用書というのは実利なんです。
実利というのは本を買った人が1500円なら1500円以上の何かしらの利益を得るということです。
例えばお金持ちになりたいとか話し方が治る方法が分かるとか
そういう自分に利益のあることが必要なので正直著者名は二の次です。
では、なぜ1冊目初めての人が良いかというと何点かあります。
例えば私がそうだったのですが
私が38歳の時に『誰にでもできるセミナー講師になって稼ぐ法』という本を同文館出版というところから出しました。
これが実は私が今まで29冊本を出している中で一番刷部数が多い本なのです。
どれくらい売れたかというと9刷です。
■質問者
9刷はすごいですね!
■松尾先生
これは色々なことが要因としてあり、もちろんその時代に合っていたのかもしれません。
ですが、1冊目の本だったというのが非常に強かったのです。
私がやったプロモーションは「38年生きてきた中で初めて本を出しました」と。
「おそらくもう2冊目はないです。ぜひ買ってください」ということを
当時、メルマガやブログでお知らせしました。
あとはリアルな友達、親戚、取引先、親などにお願いして買ってもらいました。
そうすると38年分の人間関係が使えるわけです。
特に親は喜んでくれて
「まさか、自分のバカ息子が本なんて書くと思わなかった」と。
当時、親もまだ若かったので色々な本屋に行って買いまくってくれて
おそらく200冊は買ってくれたと思います。
それを買って隣近所どころか会ったこともない親戚ぐらいの人にも…
それこそ両親の故郷は九州の佐賀なので佐賀の親戚に配りまくって
昔の人なので兄弟5人とかいるのですよ。
私も色々な人に買ってもらって
それで実はAmazonランキングでその当時総合1位になったのです。
総合というのは小説やAKBの写真集全部合わせて1位です。
いくら2006年とはいえ、すごいことだったのです。
これはでも1冊目だからできたのです。
2冊目、3冊目になると頼みにくいですよね。
これは編集者も分かっているのです。
「1冊目だったら周りが応援するよね」
「あなたも必死に売るよね」ということで編集者も1冊目に書かせたがります。
もう一つは2冊目以降の著者はこ慣れてきて色々な意見を言ったりするわけです。
例えば「想定カバーデザインがこういうのが良い」とか
「帯にこういう人の推薦文を取ってきてくれ」とか
「初版部数が少ない」とか「広告を出してくれ」とか
編集者としては扱いにくいですよね。
1冊目の著者ってまさにピカピカの1年生なので
何も言わないで編集者の言うことを素直に聞いてくれるのです。
そうすると編集者もやりやすくて売れれば編集者の手柄です。
2冊以降の出版はそれなりに売れている著者ということなので
売れても編集者の実績に見られず著者の実績として見られる。
編集者的には一生懸命編集してすごく書き直して売れてもあまり評価されないのです。
でも、1冊目は売れれば必ず評価されます。
なので、そういう理由が絡み合って1冊目マックスの法則なんです。
編集者も1冊目の本を書かせたがっていますし1冊目の本が売れるということを知っているわけです。
■質問者
じゃあ夢がありますね!
■松尾先生
なのでこれを見ている方
「私本書いたことない」という人はチャンスですよ!





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