動画でお話ししている内容はこちら↓↓↓
■質問者
松尾先生!
出版業界は書店の減少や本の出版数の低下など不況と言われますが
それでもビジネス書は残り続け売れ続けていくのでしょうか?
■松尾先生
そうですね。
むしろビジネス書や実用書は売れています。
■質問者
それはなぜですか?
■松尾先生
まず書店の数は減っています。
具体的にはピーク時の半数である2万店から1万店に減っています。
そうなるとビジネス書も実用書も書店が減ったと思うかもしれませんが
そもそも減った書店はいわゆる小型店です。
地方の駅前や住宅地にあった家族経営の床面積の小さい書店です。
そういった書店が何を置いていたかというと基本的には雑誌です。
私たちが学生や若い頃は情報を雑誌で得ていました。
例えば「ホットドッグプレス」や映画であれば「ぴあ」や「ロードショー」などです。
しかし今は皆ネットで調べます。
そうなると雑誌は全滅です。
雑誌に必要だった情報がすべてスマートフォンのなかに入っています。
また小型店には近くに学校があったため学習参考書や売れている小説がありました。
あるいは漫画や成人向け雑誌が置かれていました。
そのような書店は全滅したのです。
結局そうした書店にはもともとビジネス書や実用書は置かれていませんでした。
その代わりに床面積が大きくビジネス書や実用書を大量に置く書店は実は増えています。
一つは地方のショッピングモールです。
■質問者
確かに地方へ行くとショッピングモールがありますね。
■松尾先生
ショッピングモールは人を集めなければなりません。
100円ショップなど単価の安いものばかり買う人を集めても購買力は上がりません。
そこで書店を誘致することで高学歴で高所得の人たちを呼びたいと考えています。
代表的な例がTSUTAYAです。
そしてもう一つは百貨店です。
百貨店も高級品を売りたいため本をよく読む高所得層を集客したいと考えています。
そのために百貨店は一番上の高級なレストラン街の下に大型書店を入れています。
高級な料理を食べる人や本を読む人を上の階に上げます。
これはシャワー効果と呼ばれエスカレーターで下ろしていく過程で
利益率の高い洋服や化粧品やバッグなどを売る仕組みになっています。
こうしたショッピングモールや百貨店に入る大型書店が増えています。
結果的に我々のビジネス書や実用書はほぼ減っていません。
■質問者
むしろ皆が本はだめだと思っているからこそ今ビジネス書を出す人はさらに強いのですね。
■松尾先生
そして本を読む人たちは高所得層です。
そうした高所得の人たちを対象にビジネスをする著者が本を出すことで
結果的に自分のビジネスの顧客を見つけることができます。
ビジネスの顧客は書店にいるのです。
ビジネス書は今後も期待できます。






※期間限定の参加費「無料」キャンペーンをご希望の方はフォームに「YouTube観た」とご記入ください。